2024年12月12日、人気コンテンツ「VCR GTA3」が終了しました。今回のVCR GTAは参加をした配信者から職業の決め方に関して様々な意見や不満が出ており、わだかまりが残る結果となりました。
ネット上では「土井ストーリー」や「VCRの闇」という造語が連投されたり、「VCRの闇」の部分に言及した釈迦さんが炎上をしています。
今回はVCR GTA3について参加配信者や視聴者から寄せられている意見や批判を詳しくまとめます。
配信映えしない職業「ファーマー」
VCR GTAには「警察・ギャング・救急隊・メカニック・ディーラー・スーパーマーケット・タクシー・飲食店」など様々な職業が用意されており、配信者がゲーム内で職業をこなしながらお金を入手し生活を送ります。
職業は偏りがあるとゲームが円滑に進まなくなるため、開始前に配信者の職業が決められていました。
VCR GTAが開催されてきた中で様々な人間ドラマや戦いが生まれ「配信映えする」職業は「警察」と「ギャング」です。
一方で今回視聴者から「配信映えが全くせず、ゲーム内の扱いや待遇が悪すぎる」と指摘されたのは「スーパーマーケットの店員」で、中でも店の商品を仕入れる「ファーマー」です。
VCR GTAのスーパーマーケットは、販売する商品を自分たちで取りに行かなければなりません。ゲームの使用上、スーパーマーケットの店員は販売業務がメインでは無く、商品を取りに行くファームがメインとなりました。
ファームは4~6時間石を掘り続けるなどの作業ゲームと化しており、あまりの過酷さ(退屈さ)に退職を試みる配信者やVCR GTAと距離を置く配信者が出ていました。
さらにはギャングの活動に必要な素材をスーパーマーケット側がファームしており、ギャングたちが盛り上がっている裏側でスーパーマーケットの店員がひっそりと素材集めをしていました。
また、VCRに参加したmittiii(みっちー)さんは、「警察・ギャング」と他職業のやることの幅の狭さが違いすぎると指摘しました。
職業は「同接」で決まっていた疑惑が浮上
参加者がVCR GTAを楽しむために重要な職業ですが、参加した配信者から「VCR GTA内の職業は運営側がある程度操作しており、小規模~中規模の配信者が人気職業の警察やギャングに立候補した際に運営側から断られていた」との裏側が明かされました。
この暴露に視聴者は「VCRの闇」「土井ストーリー3」「おままごと」「お人形遊び」と批判しました。
釈迦さんやk4senさんなど大手配信者の配信には「VCR GTAでは配信映えする職業は人気配信者が務め、配信映えしない職業は同接数が少ない小規模配信者が務めている」との指摘が相次ぎました。
この状況をネットやコメントで知った関優太さんは「人気者が目立つ役職をやって、結構皆雑用させられてるってこと?」と言い、人気職業の警察を退職しスーパーマーケットに転職しました。関優太さんの影響力もあり、ファームの過酷さや職業格差が他の配信者にも広まっていきました。
今回のVCR GTAでは、結果的に警察やギャングだけではなくファームなどの裏方にも注目が集まる形となりました。
参加した大手配信者たちから「VCR GTAに初期の頃より夢中になれなかった、最初の頃のように役職に一生懸命になれないと面白味が欠ける」との意見も出ています。今後はどのようなVCR GTAになるのか楽しみですね。