現在ネット上でよく見かける「土井ストーリー」。今回は「土井ストーリー」の意味や元ネタを詳しくまとめます。
招待制ゲームコミュニティ「vault room」
「土井ストーリー」の意味を解説するうえで知っておく必要がある「vaultroom(ボルトルーム)」。
vault roomは土井郁輝(どいゆうき)さんとゲーム仲間が設立した「完全招待制のゲームコミュニティ」です。仲間内で一緒にゲームをする場所が欲しいと思い、ゲーム用の場所を借りたことから始まりました。仲間内で一緒にゲームを楽しんだり、コミュニティ内でゲームの大会を開いたりしています。
vault roomに参加するためには、vault roomの運営者に招待される必要があります。
vault roomはコミュニティに参加している人気配信者のオリジナルグッズも販売しています。特にアパレルグッズが有名で、配信者の特徴を生かした個性的なパーカーやTシャツが話題となっています。
そして、vault roomのオーナーとして知られているのは、「土井ストーリー」の語源にもなっている「土井郁輝(どいゆうき)さん」です。土井さんの本業は洋服の製造業で、芸能人のグッズ制作やハイブランドの洋服の製造に携わっています。
土井さんは本業のファッションを通じてストリーマーや芸能人とつながりができたそうです。また、ゲーム業界とは親戚の子どもがZETA所属のプロゲーマーという繋がりもあるようです。
vault roomでは、vault roomオリジナルのアパレルグッズや配信者のアパレルグッズを展開しています。
土井さんについて
VCR
残り3日#VCRGTA pic.twitter.com/FRAHYWFYgb
— VAULTROOM (@room_vault) December 10, 2024
土井ストーリーという言葉ができたきっかけは「VCR(ブイシーアール)」です。
VCRとは「vault room(ボルトルーム)」とプロゲームチーム「Crazy Raccoon(クレイジーラクーン)」が共同で主催しているゲームイベントのことです。vault roomのV、Crazy RaccoonのCRを取ってVCRです。
VCRは100以上のストリーマー(配信者)を専用ゲームサーバーに招待し、期間限定でゲームを行います。行うゲームはRUST、ARK、GTAなど、マルチプレイかつゲーム内ボイスチャットが実装されているものが中心です。
ストリーマー限定で参加できる専用サーバー「ストリーマーサーバー」を使ってゲームを行うことから、別名スト鯖(すとさば)と呼ばれています。
VCR参加常連の人気配信者には、釈迦さん、だるまいずごっどさん、葛葉さんなどがいます。そして、VCR終了後に、VCRにちなんだグッズがvault roomで販売され、人気を集めています。
土井ストーリーの意味
土井ストーリーは、人気映画「トイ・ストーリー」とvault roomのオーナー「土井郁輝(どいゆうき)さん」を組み合わせたVCRを批判する単語です。VCRには一定数のアンチがおり、さまざまな単語を作りネット上に書き込んでいます。
VCRは視聴者や参加者から同接によってゲーム内の地位や待遇が違うと指摘されてきました。VCRが開催されるたびに「運営側が同接が多い配信者をひいきしているのでは」との意見が増えていった印象です。
「VCRはやらせで土井さんが配信者で物語を作っている」と感じた視聴者又はアンチがVCRを「土井ストーリー」と表現しました。
土井ストーリーの他にもお人形遊び、キッザニアVCRなどの単語が生まれています。
2024年12月のVCR GTA3をきっかけに「土井ストーリー」が有名配信者の切り抜きや動画のサムネに大きく書かれたり、配信者に取り上げられたことでネット上で広く知られるようになりました。