加藤純一さんの友人で配信者(表現者)の「よしひさ」、通称「よっちゃん」がVALORANTでブースティングをしたと認め謝罪をしました。
ブースティングはゲームの試合を破壊する悪質な行為です。よっちゃんは謹慎を発表し、はんじょうさんによってヴァロ部の退部を宣告されました。
今回はよっちゃんのブースティングが発覚するまでの経緯を詳しくまとめます。
ブースティング
ブースティングは、実力が上の者とランクに行き、自分のランクを上げてもらう行為です。
スマーフ
スマーフは、サブ垢などを用いて自分より実力の低い人たちの試合に参加をすることです。
VALORANTはブースティングやスマーフを競技の公平性を損なう行為だと指摘しています。
ゲームの公平性を損なうプレイについて pic.twitter.com/yEJrAejzP1
— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp) September 29, 2021
よっちゃんにブースティング疑惑が浮上
よっちゃんは加藤純一さんと小学生の頃に知り合い、30年以上の付き合いがある友人です。2021年11月に加藤純一さんのAPEX配信に登場したことがきっかけで注目が集まり、Twichでゲーム配信を始めました。
加藤純一さんと古くから親交のあるよっちゃんにブースティング疑惑が浮上したのは、8月26日のTwich配信「VALORANT」で急激にランクが上がっていたことでした。
よっちゃんは疑惑が浮上する2日前の8月24日にランク配信をしており、ブロンズ1で配信を終えました。この日は配信開始時点でのランクはアイアン3でしたが、配信中にブロンズ1に上がりました。
そして問題の8月26日、配信が始まるとよっちゃんのランクがブロンズ2と表示されていました。更にキャリアを見るとデスマッチに6試合連続で参加しており、ブロンズ2に上がるまでの過程が配信上に表示されない様になっていました。
よっちゃんは視聴者からブースティンについて何度も聞かれ「やっていない、腹を割って話している」と強く否定しました。
しかし配信を見ていた視聴者は強い違和感を感じ「よっちゃんのブースティング疑惑」を独自に調べ始めました。
ブースティングを否定
よっちゃんがブースティングを自供
8月27日、加藤純一さんが配信「ちょっと話して魂のVALO」を開始すると、視聴者から「よっちゃんのブースティング疑惑」の調査依頼が届きました。
加藤純一さんは視聴者の証言を元に調べていくと、よっちゃんと一緒にランクに行っていた「キシリトール」というプレイ時間「5時間」の怪しいアカウントを発見しました。キシリトールは、プレイ時間が5時間なのにも関わらず全試合脅威のスコアを叩き出していました。
加藤純一さんは直ぐによっちゃんに電話をし、キシリトールは実力上位者のサブアカウントなのか問い詰めました。
よっちゃんは当初「(ブースティングを)俺がやってないと言ったらやっていない」と強い口調で否定をしていましたが、加藤純一さんの説得により最終的に「ブースティングじゃな(ブースティングをした)」と罪を認めました。
キシリトールは、よっちゃんの友人が作ったサブアカウントでランクがダイヤ~アセンダントの実力者だと明かしました。加藤純一さんはよっちゃんに「スマーフが居たら多くの人がゲームを楽しめなくなる」と話し「4ね、ブースティング野郎」と吐き捨てました。その後、加藤純一さんはVALORANTを運営するライアットゲームズによっちゃんを通報しました。
よっちゃんは加藤純一さんの助言を聞き、加藤純一さんとの通話後、直ぐに自身の配信で謝罪と説明をしました。よっちゃんはブースティングをした理由について、実力が上の友人と一緒に遊びたかったと説明をしました。そしてランクを上げたいという気持ちがあったとも話しています。
加藤純一さんと電話直後に謝罪配信
よっちゃんがアカウントを削除し謹慎
8月28日よっちゃんはTwichで謹慎会見を行い、VALORANTのアカウントを自分で削除したと話しました。今後の活動については暫く謹慎し、自分の行いを見つめ直すと発表しました。
そしてよっちゃんは配信者が集まってVALORANTを楽しむ「ヴァロ部」に参加をしていましたが、副部長のはんじょうさんによって「退部」を宣告されました。はんじょうさんやたいじさんは、許して貰うことは難しいと話しており、今後VALORANTを一緒に遊ぶことは出来ないとの意見を述べています。